「大手企業が退屈すぎてやめたい」という理由が理解できない

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こんにちは、国際経理の中の人(@baticwords_bot)です。

何度か書いていますが、僕は世間的に言えばいわゆる「大手」と言える企業で働いています。

そんな大手企業でも結構辞めていく人は多いものです。

特に20代以下の人が多いですね。
理由を聞くと「仕事がつまらない」「退屈すぎる」という理由が多いです。

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大手企業を辞める理由

20代を中小企業で過ごして、30代で今の会社に転職した自分にとっては、なんともおめでたい理由に聞こえてしまいます。

僕は中小企業から今の会社に転職して、確実に仕事は楽になりましたし、年収も200万ほど上がりました。

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確かに大手企業特有のどうでもいい社内報告や無駄な決裁は多いです。自分は少ない方(というか極力避けている)ですが、人によっては大半がそんな無駄な仕事という人もいます。
毎日毎日そんな仕事だと若い人は嫌になるのも分かります。

しかし、ビジネスにおける利益、プロフィット、あるいは生産性とは「得られるリターン÷投資」で決まります。

サラリーマンの場合、「得られるリターン」は給料、福利厚生などですね。

「投資」とは拘束時間、仕事の大変さ、でしょうか。

そう考えた時、大手企業ってのはかなり効率いいはずですよ。他の中小企業やフリーランスと比べて。

無駄に思える仕事(実際無駄なんだけど)ど、それをやっているだけで毎月自動的に給料が振り込まれるって最高じゃないですか?成果は関係ないんですよ。

小さい労力で長期にわたって安定した収入が得られる、ってかなり優秀なポートフォリオですよね。

関連記事:結局「いい大学出て大企業に就職するのが幸せ」という話

サラリーマンも安泰では無いという批判

こういう話になるとよく「サラリーマンも安泰では無い」という意見を目にします。

そんなの当たり前なんですよ。

ただし、フリーランスや中小企業と比べたら格段にリスクは小さいですよ。同じリターンならリスクは小さい方が良い、のが投資の鉄則です。

ただし、その会社でしか通用しない仕事ばかりやっていると、その会社が倒産して外に放り出されたときに何のスキルもなくて途方にくれることになりますので、日頃からアンテナは高く、また、各種スキルや資格の勉強などはやっておいた方がいいと思います。

退屈でも、会社と自分のアイデンティティを重ねる必要はない

最後に、よく「無駄な報告や決裁ばかりやっている会社が嫌になった」というような事を言う人がいます。

確かに上にも書きましたが大手企業って、耳を疑うような非合理的でくだらない事がいっぱい起こるんですよ。

でもね、別に会社がくだらないからと言ってあなたがくだらない訳じゃないんですよ。
会社と自分のアイデンティティを重ねる必要なんて無いんですよ。

僕はよく会社が新しいくだらないルールを作ると「くだらねーな。けど別に俺と会社は関係ないからな」と思っています。

自分と会社は関係ないのです。

別に犯罪や反社会的行為をしているなら別ですが、会社なんて要求された仕事だけこなして給料さえ貰えればそれで良い訳です。ただの労働契約なんですよ。

なぜか自分と会社を重ね合わせて考える人が多くて理解に苦しみます。

会社なんてベネフィットだけ享受して、ヤバくなったらいつでも他に移れるよう淡々と準備しておけば良いのです。

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まとめ|それでも退屈な大企業を辞めたいなら

というわけで、大企業に転職した30過ぎのオッサンのタワゴトでした。

新卒で大企業に入った人はいろいろと思うところもあるかも知れません。

でも、中小から大企業に転職した自分からすると、きっともう少し歳をとってから思うこともあるはずです。

何が自分にとって最適な選択なのか、このブログが皆さんの参考になれば嬉しいです。

それでは、国際経理の中の人(@baticwords_bot)でした。

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