キャリまが

ノースキル文系私大卒だった僕が30代で海外経験ゼロから英語を使う仕事に転職できたノウハウを発信!英語・会計資格の勉強法や、その他の雑記を綴るブログです。

弊社の在宅勤務制度と、半年間やってみてわかったメリット・デメリット

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「働き方改革」が騒がれてる昨今ですが、中でも注目されてる働き方として在宅勤務があると思います。
 
実は僕の会社にも在宅勤務の制度があり、僕も今年から利用して在宅で仕事をしています。
 
そんなわけで、半年以上続けてみて分かった、在宅勤務のメリットとデメリットについて書いてみたいと思います。
 

半年以上続けてみてわかった在宅勤務のメリットとデメリット

弊社の在宅勤務制度について

メリット・デメリットについて書く前に、簡単にぼくの会社の在宅勤務制度について説明します。
 
在宅勤務開始のながれ
在宅勤務は基本的に「自発的に業務を遂行できる者」であれば、本人が希望すれば誰でも出来ます。
申請して、上司の許可がおりて、事前研修を受けたら翌日から在宅勤務可能です。
ただ実際は部署によって上司の許可が下りなかったり、忖度して申請できない、みたいな事もあるようです…。
ホントそういうのイヤですね。
 
回数制限あり
また在宅勤務は、毎日出来るわけではなく、月に10回まで、という制限があります。
これは、通勤手当との兼ね合いがあるようです。
今のところ月10回在宅勤務しても通勤手当は満額支給されますが、これがもしほぼ毎日在宅で月に数日しか会社に来ないなら、通勤手当は要らないですよね。
その辺の整理がまだ追いついてないみたいですね。
 
在宅勤務中はフレックスタイム
また在宅勤務の日は勤務時間はフレックスになります。詳しくは後述しますが、これがなかなか嬉しい仕組みなのです。
 
業務は仮想デスクトップ上
最後に勤務環境ですが、基本的には会社貸与のノートPCで自宅のネットから会社のサーバにアクセスしての、仮想デスクトップ上での作業となります。
ちなみに事前に申請すれば帰省先などで勤務することも可能です。
カフェや図書館など公共の場はNGです。
 
それではさっそくメリットから見ていきましょう。
 

在宅勤務のメリット

体力的にラク
まず在宅勤務なので当たり前なんですが、通勤しなくていいんですよ笑。
 
僕は普段、毎朝1時間以上かけて通勤しているので、単純に体力的にラクです。
(まあ、1時間以上と言ってもそのうち1時間は空いてる電車で座ってるだけですが)
 
精神的にラク
「会社に行かないでいい」というだけでこんなにストレスフリーなのか笑と、毎回仕事が終わった後の爽快感が違います。
やっぱり、人に会わなくていいというのが大きいんですよね。
 
身だしなみとかも、ラフなままでいいのでかなりラクです。
 
ちなみに僕は在宅勤務であってもちゃんとヒゲはそって最低限外出できる格好に着替えるようにしています。
 
自由時間が増える
これ、単に通勤時間が無いからというだけじゃないんですよね。
 
弊社は在宅勤務中の勤務時間はフレックスです。
具体的には7:00〜19:00の間で8時間+休憩1時間(連続で)勤務すれば、始業と終業の時間はフレックスです。
 
たとえば朝7:00から勤務開始したら、1時間休憩を挟んで16:00に勤務終了となります。
逆に10:00から勤務開始して19:00に終了ということも可能です。
 
これは、在宅勤務は通勤時間を取り払うのが趣旨の一つであるため、本来なら通勤している(勤務外でも拘束されている)であろう朝7:00付近、夜19:00付近を勤務に当てて良いという事です。
 
これにより、勤務を朝か夕方に寄せることができ、その分、通勤する場合と比べ朝か夕方に大きな自由時間が生まれます。
 
例えば僕の場合、いつも7:00から勤務開始して、お昼は家族と一緒に食べ、16:00に仕事を終え、奥さんとバトンタッチ。僕が幼稚園から帰ってきた子どもの面倒を見て、今度は奥さんが仕事に出かける、という働き方をしています。
 
このように家族と過ごす時間は圧倒的に増えます。QOL爆増です。
これはなかなか粋な仕組みだと思います。
 
静かで集中できる
当たり前ですが騒がしいオフィスに比べ自宅は圧倒的に静かです。
自分宛てじゃない電話を取る必要もありませんし、上司や同僚の気まぐれで呼び止められる事も有りません。
 
静かなだけでなく、煮詰まってきたら好きな音楽をかけて気分転換することもできます。
 
これは頭を使って何かアイデアをひねり出す仕事をするときは圧倒的に捗ります。
たとえば溜まった業務を整理してスケジューリングしたり、プレゼン資料や報告資料を作成をするには、オフィスの喧騒を離れて静かな自宅で作業した方が圧倒的に捗ります。
 
次にメリットだけではなくデメリットについても見ていきたいと思います。
 

在宅勤務のデメリット

正直単純作業は会社の方が捗る
頭を使って考える仕事は自宅の方が圧倒的に捗ると書きましたが、実際には会社の方が捗る作業もあります。
 
それは「量をこなす単純作業」の仕事ですね。
 
作業は基本的に会社貸与のノートPCになりますので、単純に画面が小さいんですよね。
会社では大画面のディスプレイに接続して同時に複数ウィンドウを開いたりしていますが、ノートPCだと画面が小さすぎてそんな事する気が起きません。
 
これだけなら自宅に大画面ディスプレイがあればいい話なんですが他にも、オフィスには引き出しがたくさん付いていて資料をいっぱい広げられる大きなデスクや、長時間座っていても疲れにくい椅子など、「作業」に適した環境が完備されています。
 
自営業者ならまだしも、一般のサラリーマンの人で自宅にオフィス並みの快適な作業環境が完備されている人も少ないのではないでしょうか。
 
そして決定的なのが仮想デスクトップのタイムラグです。
ネットもだいぶ早くなったとはいえ、まだまだ仮想デスクトップはローカルでのリアルタイムな環境に比べ、レスポンスに0.1秒くらいタイムラグがあります。
 
これが本当にストレスです!メール打つにも自分のキータッチに画面が付いてこないのです。イライラ!
小さい画面に加えタイムラグ。とてもじゃないけど量をこなす単純作業なんてやる気が起きません!
 
と言ってもこれらは弊社の勤務条件に限った話なので、一般的にそのままは当てはまらないかもそれませんが。
 
そのため、僕は在宅勤務の時には「在宅でやる仕事」をやる、というふうに決めて日々の業務をスケジューリングしています。
 
会社じゃないと出来ない仕事もある
また、単純に会社じゃないと出来ない仕事もあるんですよね。
自分の場合、経理上の証ひょう(請求書など)やその他の会計資料など紙の資料が多く、これらは持ち出すことが出来ませんし、持ち帰りたくもありません笑。
従ってこれらのチェック作業は会社でしか出来ません。
 
また当然ですが取引先との面会は実際に出向くしかありません。
 
なお社内での打合せには電話で問題なく参加しています。
けどやっぱり内容によっては対面の方が効率的な場合もありますね。
 

在宅勤務という制度について僕が思うこと

人目が無いとサボりそう?
在宅勤務についてよく言われるのが「人の目が無いとサボってしまうのでは」ということです。
 
これね、実際やって見て確かにその通りな部分はあると思います。
 
人が見てない分、ついついスマホいじったり、長時間休憩してしまったり。自分もそういうことが無いとは言えません。
 
ただですね、別にそれでもいーんじゃね?と、僕は思っています。
 
極端に言えば、別に会社から求められた結果さえ出していれば、その過程でスマホいじってようが、長時間休憩していようが別になんも問題無いと思うんですよね。
 
逆に、あなたの周りに会社に来てるだけで大して仕事してない人だって大勢いませんか?
重要なのは「成果」であって、その「過程」は社員個人がセキュリティを担保したうえでそれぞれの効率の良いやり方でやればいいと思います。
 
こういう「見られてないとサボる」みたいな意見を聞くたび、まだまだ日本には「拘束時間に対してお金をもらっている」という意識の人が多いのだと実感します。
 
「在宅勤務」と「成果主義」はセット
ただし、いくら「成果が重要」と言っても、日本の会社の社員全員が毎日在宅勤務した方がいいかと言うと、僕はそうは思いません。
 
仮に今日本の会社が社員全員に対して毎日在宅勤務を認めたとしても、おそらく業績は伸びないかむしろ下がるのでは、と思っています。
 
その理由は日本のサラリーマンの評価基準は100%成果主義になっていないからです。
 
日本のサラリーマンは仕事の成果が多少上がっても下がっても大して評価に影響しません。
だったら多くの人は評価が下がらない範囲で手を抜く方向にインセンティブが働くと思います。
 
これが完全に成果主義に振り切ってしまえば、成果だけが評価されるわけですから、人の目が有ろうが無かろうが、みんな成果を出すために勝手に頑張るはずです。
 
フリーランスの人は成果がそのまま自分の収入に直結する訳ですから、誰が見ていようがいまいがサボらないでしょう。サボったら自分の収入が減るだけですから。
 
しかしサラリーマンは違います。みんなで集まって働く、いわば「相互監視」のようなシステムは、非成果主義の組織を維持するには一つの強制力として有効なのです。
 
なので、現状の評価制度のままでは、日本の会社が完全に在宅勤務に移行するのは僕は反対です。
在宅勤務や残業抑制などの「働き方改革」は、評価制度の改革とセットだと考えています。
 

結論

というわけで、半年以上在宅勤務をやってみた僕なりの結論は、
在宅勤務は現状では週に1〜2回くらいがベストだと思います。
 
前述しましたが、在宅勤務のストレスの無さはとても素晴らしいものがあります。
毎日通勤してオフィスで働くよりも、たまには環境を変えた方が仕事における良いアイデアが生まれることは間違い無いでしょう。
 
これは何も企画職やクリエイティブに限った話ではありません。
オフィスってうるさいし、ToDoに追われてただこなすだけの仕事になってしまいがちです。
どんな職種であっても、週に1回くらいは静かな環境で一歩引いて普段の業務を見つめ直してみる、という事も非常に重要だと感じています。
そうすることで、溜まったタスクを整理し直し、優先順位を付け、期限までのもっとも効率的な時間配分を考え直す事ができます。
 
「そういう事は土日(業務外)にやるべきだ」と言われそうですが、僕はそれは敗けだと思っています。土日は、仕事のための勉強はしても仕事はしたくないのです。
 
と、いうわけで半年間やってみて、今の弊社の月に10回が上限という縛りはまあまあ合理的なんだと思いました。
これからも続けていきたいと思います。
 
日本でもっと、週1回からの在宅勤務が普及することを願っています。

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