キャリまが

ノースキル文系私大卒だった僕が30代で海外経験ゼロから英語を使う仕事に転職できたノウハウを発信!英語・会計資格の勉強法や、その他の雑記を綴るブログです。

ビジネスの共通言語「簿記」を学ぶメリット

・「簿記」ってなに?
 

 簿記とは、「帳簿に記録すること」であり、複雑な企業の活動の全てを、統一のルールの下に記録する技術のことです。

 商品を販売した、仕入れた、機械を購入した、従業員に給料を支払った、はたまた商品が流行遅れになったので価値を下げた、といった活動は全て貨幣価値を基準として統一のルールの下に記録されます。

 それらの企業活動を記録した結果、作成されるのが”財務諸表”と呼ばれるものです。いろいろな企業が決算に際して発表する"損益計算書(P/L)"や、"貸借対照表(B/S)"などのこと、と言えば聞いたことのある人も多いかもしれません。簿記の目的は、日々の企業活動の記録を、最終的に財務諸表としてまとめることにあります。

 財務諸表は、企業が1年間の活動の結果どれだけの利益(損失)を作り出したか、また決算日の時点で企業が一体どれだけの資産・又は負債(借金のこと)を所有しているのかを表す資料です。

企業がなぜこのような資料を作成するかというと、企業は出資してもらっている株主に対して経営状況を説明する義務があるからです。この事は投資家保護の観点から法律で定められている事でもあります。

 このように企業の経営状況を内外に対して明らかにすることを、総称して「会計」と呼んでいます。つまり簿記は会計における重要な技術なのです。



・簿記を学ぶメリット
 簿記を学ぶメリットはいくつかあります。まずこれらの会計業務を行っているのは企業内の経理部になりますから、簿記が出来ることで経理への就職・転職に強くなるということが挙げられます。

しかし、資格を持っているからと言って実務が出来るとは言えませんから、それだけで絶対仕事が見つかるわけではありませんが、何の知識も無い人よりは有利であることは言うまでもありません。

 もうひとつのメリットは、財務諸表を読めるようになる事です。財務諸表を読めるということは、企業の経営状況が解るということです。

経理部の人でなくても、自分のしている業務が会社の利益にどのように繋がっているのかを理解する必要があることは言うまでもありません。利益の構造が解らない人に経営を理解することはそもそも出来ませんから、簿記は一般業務に従事する人にとっても大変有益なものであると言えます。

 財務諸表が読めなければ、自分の会社の経営状況がマズいのか、好調なのかも理解することは出来ません。逆に、財務諸表が読めれば自分の会社と他の会社の経営状況を比べることも可能になります。

例えば、どちらの企業が効率的に毎年多くの利益を作り出しているか、ということも客観的に比較できるようになります。それは財務諸表の作り方が統一のルールの下に、どの会社も共通だからこそ可能なのです。つまり、簿記を学ぶことはそのルール・共通言語を学ぶことなのです。

 僕も、もともと会計に興味を持ったきっかけは、みんな利益利益って言ってるけど「利益」の定義って何なの?と、素朴に疑問に思ったことからでした。日々のビジネスの中で出てくる数字や何となく曖昧にしている用語、そういったものを基礎から理解したいと思ったのです。

 実際に勉強してみると、会計はビジネスの基礎となる知識であり、共通言語だと言うことがわかりました。財務諸表の意味も解るようになりましたし、また会社の中でも「コイツは経営の勉強をちゃんとしている」という一定の評価を得られるようになりました。

なので、経理志望の方だけでなく、会社に入りたての若手サラリーマンにも絶対に簿記はオススメします

 もうひとつ、僕が勉強して思ったことは、「簿記」の仕組みというものは非常に完成されており美しさすら感じるもので、人類の偉大な発明だということでした。現在の簿記の起源は中世のイタリアだと言われていますがそういったダイナミズムも、会計を学ぶことの面白さだと僕は思います。



 ビジネスに役立って、しかも面白い。そんな簿記を、どうぞ皆さんも学んでみてください。

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